土井 脩史
河野直さん講演会
6/16に大学時代の同級生でもあるつみき設計施工社の河野直さんに大学までお越しいただき、講演していただきました。

「ともにつくる」をテーマに12年間実践されている参加型リノベーションについて、実例を交えながら解説いただきました。もちろん個々の事例やワークショップの技法もすごいのですが、河野さん自身の生き方、スタンスに感銘を受けました。
講演会の最後に「誰のため、なにのため」を考えることが大事という発言がありました。河野さんのやっている活動を俯瞰的に見ると、もちろんお客さんのため、世の中のため、というのはありますが、自分たちのまちや暮らしを面白くするために取り組まれているのだと強く感じました。常に自分事で取り組まれているからこそ、これだけ人を引きつけるし、説得力も強いのだなと感じます。
学生さんに少しでも響いてくれていたら嬉しいな。

講演会終了後には、建築の西野雄一郎先生に研究フィールドをご案内いただき、DIY支援に関する意見交換。研究室で行っているとは思えない大規模なDIYリノベーションに驚きましたし、遠隔DIY支援という新しい発想にも触れることができて大変勉強になりました。

というわけで、刺激をもらいっぱなしの一日でした。今度は市川に学生たちと行きたいですね。なお、講演会の動画は学内限定で公開しますので、土井までご連絡ください。